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2024.05.15

「日本橋つなぎふと」は次のステージへ。“コラボレーションによる街のおみやげ”があふれる日本橋を目指して。

「日本橋つなぎふと」は次のステージへ。“コラボレーションによる街のおみやげ”があふれる日本橋を目指して。

「日本橋つなぎふと」は、2022年にスタートした日本橋内外の事業者たちが共創するコラボレーションプロジェクトです。Bridgineは、“コラボレーションを生むメディア”としてこのプロジェクトのプロデュースを担当し、その共創プロセスに密着し続けてきました。

3年目となる今年、「日本橋つなぎふと」をさらに広げていくため、プロジェクトは次のステージへと歩みを進めます。このレポートでは進化した「日本橋つなぎふと」の概要と、私たちが描く未来についてお伝えします。

「日本橋つなぎふと」の歩み

「日本橋つなぎふと」のプロジェクトがスタートしたのは3年前。日本橋を中心に数多くの取材を行ってきたウェブメディア・Bridgineが、街のコラボレーションを伝えるだけでなく生み出す役割を担い、日本橋を代表する文化である「食」のおみやげをテーマに、参加プレイヤーのマッチングや商品開発のサポートをしてきました。

その中で誕生した食みやげは、以下の6商品。

いずれもこだわりとストーリーの詰まった日本橋らしい個性のある商品で、各種メディアで取り上げられるなど、多くの反響をいただきました。

商品の詳細はこちら:https://www.bridgine.com/tsunagift/

商品一覧

また開発の過程では、街のプレイヤーや専門家を招いた勉強会を開催したり、節目ごとにBridgineと連携した取材を行ったりと、単なる商品開発にとどまらない、プレイヤー同士が学びつながる場を作ってきました。

これまでのBridgineの日本橋つなぎふと関連記事はこちら:https://www.bridgine.com/tag/tsunagift/

キックオフイベント

商品は日本橋の春の風物詩「SAKURA FES NIHONBASHI」等での販売も行われ、チャレンジとコラボレーションの街・日本橋の新たな取り組みとして注目を集めています。

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「日本橋つなぎふと」をより開かれたプロジェクトに

過去2回の商品開発を経て、各所から挙がったのは「このプロジェクトをもっと参加しやすいものにして、日本橋をたくさんのコラボレーションみやげが生まれる街にしていこう!」という声。

歴史的にも横のつながりが強く、伝統と新しさが共存し手を取り合いながら発展してきた日本橋においては、コラボレーションは言わば自然なこと。そんな日本橋らしい取り組みを可視化し促進するため、3年目の「日本橋つなぎふと」では以下のことを強化していきます。

■コラボ商品作りのノウハウをオープンに

特設ページをリニューアルし、その中にコラボ商品開発のガイドブックを掲載。「コラボ商品に興味はあるけど、どうやって進めたら良いの?」という声に応えて、これまでのプロジェクトのノウハウが詰まった充実の“虎の巻”を作りました。

フロー図
コラボ相手

ガイドブックより抜粋。実例や具体的な参考先なども盛り込み、「これを見ればコラボ商品が作れる!」という状態を目指しました

■「日本橋つなぎふと」に参加しやすく

これまでは特定のチームで開発してきたものを「日本橋つなぎふと」として打ち出してきましたが、今後は商品をエントリー制とし、①これから「日本橋つなぎふと」を作る場合 ②すでにあるコラボ商品を「日本橋つなぎふと」として打ち出す場合の2パターンで募集することで、一段と参加しやすいプロジェクトとしていきます。

登録された商品には「日本橋つなぎふと」のロゴやPOPデータが付与され、さまざまな打ち出しを予定しています。(※詳細はサイト内のガイドブックをご確認ください。)

エントリーフロー

「日本橋つなぎふと」が描く未来

「日本橋つなぎふと」の本質は、商品を作って売り出すことだけではありません。商品を作る過程での学びや発見、プレイヤー同士の化学反応を通して街に豊かなつながりを生まれることを目指して進められているプロジェクトです。

プロジェクトの裾野が広がり、多くの商品が「日本橋つなぎふと」マークとともに店頭で見かけられるようになれば、それはマークの数だけコラボレーションが起こり、つながりが生まれているということ。それは共創の軌跡だとも言えるのではないでしょうか。

“街の名物みやげ”はどんな街にもありますが、“コラボレーション”が基軸となったおみやげシリーズはまだまだ少ないはず。コラボレーションの街・日本橋らしい「日本橋つなぎふと」がいつかこの街に溢れることを夢見て、Bridgineは試行錯誤を続けます。

マンダリンつなぎふと

2023年に「日本橋つなぎふと」に参加したマンダリン オリエンタル 東京では、日本橋三越本店で作られたはちみつとコラボした商品の第2弾・第3弾を展開。次の商品への広がりが生まれています

<日本橋つなぎふとに参加するには?>

特設ページ下部より簡単にエントリー・お問合せが可能です。お気軽にご連絡ください。多くのご参加、お待ちしています!

https://www.bridgine.com/tsunagift/

エントリーボタン

<日本橋つなぎふとの活動を知るには?>

公式Instagramをぜひフォローください。https://www.instagram.com/tsunagift.official/

構成・文:丑田美奈子(Konel)

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